アイキャッチ:TAB譜の読み方 780*500

基本的な音の出しかたや弦を押さえるコツを覚えたら、もういくつかのカンタンな曲は弾けるようになっているはずです。

ここからは自分の好きな曲も含めて、いろいろな曲に挑戦したくなりますよね。

そうなると書籍やネット上で楽譜を探して一人で練習することになるのですが、ここでぶつかるのが「・・・楽譜、読めない」という悩み。

楽譜といえば思い浮かぶのは、あのオタマジャクシのような五線譜。

小さいころにピアノを習っていたり吹奏楽部にでも入っていない限り、たいていの人はちんぷんかんぷんではないでしょうか。

しかし、心配は不要です。ウクレレに五線譜は一切必要ありません。

五線譜が読めなくても、ソロウクレレだってポップスだってジャズだって、なんだって弾けます。

なぜなら、ウクレレにはTAB譜(タブふ)という、5分で覚えられるウクレレ専用の楽譜があるからです。


※当記事は、ウクレレを始めたばかりの人のために、初歩的な内容に限定して説明しています。ハンマリングやグリッサンドといった、もう少し進んだTAB譜の読み方が知りたい方は「【ウクレレ】TAB譜の読み方早見表 *準備中*」をご覧ください。

そもそも五線譜はなぜとっつきにくいのか

TAB譜をより理解するための、ちょっとした前置きなのでお付き合いください。

何を隠そう管理人も、ウクレレの楽譜を見るとき五線譜を見ることはありません。音楽的な経験値を考えればもちろん読めたほうが良いのでしょうが、やはりおっくうに感じてしまいます。

そもそもなぜ五線譜はこんなにもとっつきにくく感じられるのでしょうか。

下の画像を見てください。

五線譜はなぜとっつきにくいのか 780*500

そもそも五線譜は、まずおたまじゃくしの位置を見て、それがドなのかソなのか、なんの音程を表すのかを判断しなければなりません。

そしてそこからさらに、ドやソの音を出すにはウクレレのどこを押さえればいいのか、をもう一度頭のなかで考える必要があるのです。

これは例えるなら、中国語を日本語に翻訳してそれをさらに英語に訳すようなもの。

このプロセスを瞬時に頭のなかで行うには、それなりの訓練が必要です。

TAB譜とはなにもの?読み方を解説

じゃあそのTAB譜(タブふ)ってのは何が違うのさ、という話ですが、まずは下のの二つの画像をご覧ください。